LOCAL SHARE CLUB
一人のワーママとして、「子育て」目線から地方移住について調べてみた
新型コロナウイルスに関係する内容の可能性がある記事です。
新型コロナウイルス感染症やコロナワクチンについては、必ず1次情報として厚生労働省首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている発生状況やQ&A、相談窓口の情報もご確認ください。※非常時のため、すべての関連記事に本注意書きを一時的に出しています。
見出し画像

一人のワーママとして、「子育て」目線から地方移住について調べてみた

LOCAL SHARE CLUB

はじめまして。NTT東日本 ビジネス開発本部コラボレーション推進担当の高橋です。普段は、自社の光回線サービスなどと他社企業のサービスを組み合わせた「コラボレーションサービスの販売促進支援業務」に携わっており、コロナ禍以降はリモートワークを中心に日々の業務を進めています。
 
そんな私は今、フレックスタイムを活用した勤務(およそ9時~18時)をしており、お菓子と戦隊ヒーローのこと以外耳に入らない5歳の男の子と、ふとした瞬間に六角精児さんに似た表情をする2歳の女の子を持つワーママとして、子育てや家事をしながら仕事に従事しています。
 
今回は一人のワーママとして、「地方創生 × 子育て」を軸にした考えをお伝えします。

記事を書いた人

図2

地方での子育てに感じる魅力

画像5

私が地方創生に興味を持ったきっかけは「地方での子育てへのあこがれ」です。
 
私自身は都会育ちで田舎と呼べる場所がないのですが、地方出身の主人はよく、子ども時代に体験した自然の中でののびのびとした生活の話をしており、なんて素敵な体験なんだろう、といつも羨ましく思っていました。
 
調べてみると、「子どもの頃の体験が豊富な大人ほど,やる気や生きがいを持っている人が多い」という研究結果(※)もあるようです。
 
※ここでいう”体験”には、「自然体験」「友達との遊び」「地域活動」等を含む(出典:独立行政法人 国立青少年教育振興機構「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」報告書〔概要〕 -子どもの頃の体験は,その後の人生に影響する- 平成22年10 月14日)
 
川でエビを釣って、それを餌にして魚やウナギを釣る。捕まえた魚が逃げないように自分で囲いをつくって工夫する。そんな、主人から聞いているような生活を子ども達に経験させることができたら、どんな子に育ってくれるのだろう。このように、地方暮らしに思いを馳せることが増えていきました。

「地方で子育て」の大きなハードル

シューズ

ただ、地方に移住して子育てすることは、そんなに簡単なことではないのも重々承知です。具体的にどのようなハードルがあるかと考えると、以下のようなものが挙げられるでしょう。(あくまで自身の感覚)

 ①子どもを預けられる環境(自身の親など)が近くに無い
自分の体調が悪かろうが、否応なしにやらねばならない子どものお世話。家事。理不尽な言い分・イヤイヤへの対応。どんなに我が子が可愛かろうが、余裕が無い時は心底地獄。こちらも人間なので、1人になりたい時、気軽に子どもを預けられる環境が無いのは、非常にハードモードです。
 
②近くに友人がいない
子育てに悩んだとき、なんとなく元気が出ないとき、旧友に会ってただ笑って話をすることで救われることはあります。会いたいな、と思っても人と気軽に会えない寂しさは、このコロナ禍で皆さんも痛感したことと思います。
 
つまり、気軽に話ができて必要なタイミングで頼れる誰かがいてほしい。そして、要所要所でサポートも欲しい。そんな悩みが横たわっています。
 
ただ、これらの障壁は、ICTで解決できる部分も多分にあると思います。
 
例えば①の子供を預ける環境について、多くの地域では一時預かりのための予約整理券発行のために早朝から並ぶ必要があったり、預かり希望日の1か月前から電話での争奪戦に参加する必要があったりします。ただ、最近ではオンラインで空き状況が確認出来たり、予約までWEBで完結できるようになったりするケースも出てきております。

また②についても、今では様々なコミュニケーションツールが普及してきており、対面での会話体験がある程度オンラインでも再現できるようになってきています。
 
このようにICTをふんだんに活用することによって、私のような「地方居住に憧れるワーママ」の悩みは随分と軽減され、地方での子育ては憧れにとどまらず、現実味を帯びてくのではないかと思います。

Uターン子育てでサポートを得る選択肢

画像6

もう一つ強調したいのが、地域による独自の子育て政策の豊富さです。ネットで少し調べてみるだけでも、実に多くの施策がヒットします。
 
中でも、Uターン子育て、というのはいいな、と思いました。しんどい時や少し休みたい時、親にだけは気兼ねなく頼ることができるという方は多いのではないかと思います。
 
ファミリーサポートやベビーシッターなどのサービスの活用も一案ですが、やはり緊急時や思い立ってリフレッシュしたい時にも頼りやすいため、私自身もできることなら実家近くに住みたいという思いがあります。
 
そんな方への参考情報として、目についた自治体の施策をご紹介します。

①福島県田村市のUターン引っ越し補助・子育て世代の定住化促進支援
https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/1/souseikurashi.html
(以下、2021年12月1日時点の情報を転載します)
田村市出身(40歳以下)で、県外から市内にUターンする者の引越業者に支払う費用の2分の1(上限10万円)を支援。(採択条件あり。)

  • 市内に定住するため住宅を取得し転入した子育て世帯、又は転入後3年以内に市内に定住するため住宅を取得した子育て世帯で、いずれも転入する直前に連続して3年以上市外に在住していたことが補助金の交付対象です。補助金の額は1件あたり取得額1,000万円以上の物件に対し100万円。

  • 子育て世代が、3世代同居を目的に市内の実家をリフォームした場合、子ども(15歳以下)1人あたり10万円を支給。
    ※市外から転入する子育て世代の、空き家バンク物件のリフォームに、空き家リフォーム補助(※)に加え子ども(15歳以下)1人あたり10万円を追加支援。
    ※空き家リフォーム補助:市外から転入する方を対象に、空き家バンク物件のリフォーム費用を最大60万円支援。(採択条件あり。)
    (参考:https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/1/souseikurashi.html)

②石川県穴水町の移住・子育て支援
https://www.town.anamizu.lg.jp/kankou/support.html
(以下、2021年12月1日時点の情報を転載します)

  • 穴水町Uターンファミリー同居リフォーム支援事業補助金 工事費用の2分の1を乗じて得た額とし、50万円を限度として支給

  • 持ち家取得をサポート
    定住を目的とした住宅取得に要する経費の一部を助成。金額は、新築の場合100万円、中古の場合は50万円。
    また、穴水ニュータウン(宅地無償分譲)では、定住を目的とする町外在住者(転入後5年間有効)が住宅を建てるための宅地を無償分譲。

  • 「マイ保育園登録」
    育児負担や不安解消を図るために、一時保育無料サービス(半日・3回分)」を受けることが可能。

これから期待する地方での子育て

図6

今回ご紹介したもの以外にも、例えば移住に先駆けて現地の視察にかかった交通費の補助や、新幹線通勤の補助といった施策もあり、子育て以外の側面からも、各自治体が手厚いサポートを用意し、移住支援に力を入れていることがわかりました。
 
一方で、例えば教育という観点で考えてみると、ライフイズテックの讃井氏による「可能性の認識差」の話など、何かと差分があるのも事実だと思います。もちろん、どちらが良い悪いと単純に議論できるものでもないでしょう。個人的には、官民連携でオンライン専用塾などを設けて、地方にも多くの選択肢を持たせることができたら・・・などと想像を巡らせてみたりもします。
 
地方へ移住した際に、子育ての各フェーズで生じるであろう悩み・問題に対して、地方自治体が本気で取り組んでくれること、そして日本全体が活気にあふれる未来に期待しています。また地方での子育ての中でも、教育に関する情報がありましたらご紹介します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

***

Local Share Clubではこのような、地域に寄り添ったICTプロジェクトを多数ご紹介しているので、ぜひnoteのフォローをお願いします。

今回の内容について、ぜひ皆さまからのご意見もお待ちしております!

よろしければアンケートにご協力いただけますと幸いです。

お問い合わせはこちら


この記事が参加している募集

社員紹介

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
LOCAL SHARE CLUB
地域創生に関わる私たちNTT東日本が取り組んでいる事例、インタビューや対談、過去から学べる失敗談、各領域の専門家からの知見提供など多様な内容をお送りします。皆様と一緒にコミュニティとして考えていけると嬉しいです。https://www.ntt-east.co.jp/social/